2007-01-01から1年間の記事一覧

2007年落語集計

2007年の集計。 足を運んだ落語会 81 接した高座 301 4.5日に1回のペースで足を運んだことになる。2006年と比べるとほぼ倍増で生涯最多。「某月某日のなにそれのチケットがあるんだけど行かない?」と誘惑する落語友達のおかげで拍車がかかったことは間違い…

柳家三三・桂吉弥ふたり会

内幸町ホール 桂佐ん吉 「手水廻し」 柳家三三 「道具屋」 桂吉弥 「天災」 仲入り 桂吉弥 「蛸芝居」 柳家三三 「薮入り」 今年最後の落語会は三三と吉弥。 ずんずん氏をはじめ昨日名古屋でお見かけしたお顔がいくつか。皆さんホントに…。遅刻して佐ん吉さ…

年忘れ東西落語名人会

中日劇場にて 桂団朝 「看板のピン」 立川談春 「紙入れ」 桂小米朝 「蛸芝居」 桂春團治 「代書」 仲入り 桂米朝×桂小米朝 対談 柳家小三治「千早振る」 病膏肓に入ってクリスマスイブに名古屋まで遠征。「そういうことする?」という家人のもっともな異議…

立川談春 まっくら落語会

赤坂区民センターホール 立川談春 「死神」 仲入り 立川談春 「夢金」 ダイアログ・イン・ザ・ダークの一貫として開催された落語会。客席だけでなく高座の照明も落とした真っ暗な中で落語を演じる(聴く)とどうなるか、という試みである。 演じる方の思いは…

柳亭市馬・三遊亭白鳥・柳家喬太郎 三人会 それぞれの“掛取り”

国立演芸場にて 鼎談 柳家喬太郎 「掛取り」 三遊亭白鳥 「掛取り」 柳亭市馬 「掛取り」 10日ほどの間に市馬の「掛取り」を三席聴いたことになる。 好きなものもほどほどが良いようで。

朝日名人会

有楽町朝日ホールにて 三遊亭歌ぶと 「権助魚」 五街道弥助 「代書屋」 立川笑志 「茶の湯」 立川志の輔 「三方一両損」 仲入り 三遊亭遊雀 「宗論」 柳家小三治 「芝浜」 歌ぶとくんを初めて聴く。とても前座とは思えないしっかりとした高座。前座なんだか…

夕刊フジ平成特選寄席

赤坂区民センターにて 立川らく八 「子ほめ」 立川談笑 「蝦蟇の油」 柳亭市馬 「掛け取り」 仲入り 林家彦いち 「にらみ合い」 立川志らく 「浜野矩隨」 前から2列目の席。 至近距離で見る談笑の体も顔もデカいこと。それだけに蝦蟇の油売りの迫力は満点。…

文我・市馬二人会

にぎわい座にて 桂まん我 「時うどん」 柳亭市馬 「掛取漫才」 桂文我 「ほうじの茶」 仲入り 桂文我 「不動坊」 柳亭市馬 「夢の酒」 前半は、文我いわく「学芸会」。 市馬掛取は狂歌・相撲甚句・喧嘩・芝居と来て最後は三橋美智也。実に楽しそうに演じてい…

談春七夜アンコール 東雲

にぎわい座にて 立川春太 「子ほめ」 立川談春 「三方一両損」 仲入り 立川談春 「芝浜」 もう芝浜の季節か。早いな。 談春芝浜の夫婦は何とも言えず魅力的だ。 年齢はかなり若そうである。表通りに開いた魚屋に奉公人はいない。子供もいなさそうだ。だから…

ビクター落語会

紀伊国屋サザンホールにて 柳家ごん坊 「動物園」 柳亭市馬 「一目上がり」 柳家喜多八 「ぞめき」 柳家権太楼 「大山詣り」 仲入り 古今亭志ん輔「甲府い」 柳家さん喬 「掛取り」 豪華な顔ぶれの揃った落語会。ずーっと前から楽しみにしていた日がやってき…

好二郎落語勉強会「30の手習い」

お江戸日本橋亭 三遊亭好二郎 「寝床のようなもの」 神田あやめ 講談 三遊亭好二郎 「幇間腹」 仲入り 笑福亭笑助 「ぜんざい公社」 三遊亭好二郎 「佐々木政談」 一席目、初めて聴く新作。従ってタイトルは分からず。「寝床」の旦那を会社の会長に、義太夫…

第3回らくだ亭

内幸町ホール 柳亭市朗 「道具屋」 林家正雀 「らくだ(上)」 桂文我 「らくだ(下)」 仲入り 桂文我 「蔵丁稚」 林家正雀 「男の花道」 文我がよかった。軽くて明るくて巧くて。 蔵丁稚の「パッタパッタパッタパッタ」は師匠の枝雀を髣髴とさせるコミカル…

平成囃し座 其の十・人生博打だ!!の会

博品館劇場 桂吉坊 「一文笛」 立川志ら乃 「樟脳玉」 立川志の吉 「水屋の富」 仲入り 立川談春 「白井権八」 志の吉に瞠目。これまで志の輔の会の開口一番で軽い噺を聴くのみで、「明るく丁寧」くらいの認識しかなかったが、なかなかどうもやるじゃない。…

『吉原手引草』を読む会

博品館劇場にて 出演 立川談春・三林京子犬山市の京都大学霊長類研究所に出張後、直接、銀座意博品館に。 ちょっと遅刻してしまった。

朝日名人会

有楽町朝日ホール 柳家小きち 「牛ほめ」 三遊亭歌彦 「反対俥」 柳亭左龍 「普段の袴」 柳家さん喬 「文違い」 仲入り 柳家喜多八 「落語家の夢」 桂文珍 「不動坊」 NHK-BSで「ちりとてちん」の1週間分をまとめて見る。今週はほぼ毎朝みていたけど、こうし…

春風亭昇太・林家たい平 二人会

麻生市民館 春風亭昇吉 「やかん」 林家たい平 「愛宕山」 仲入り 三増紋之助 曲独楽 春風亭昇太 「壷算」 あなたが噂の東大卒落語家、春風亭昇吉さんですか。 お初に聞きましたがなかなかよござんした。 最近、全然寄席に行っていないので「やかん」を聞く…

談春七夜アンコール「緋」

にぎわい座にて立川こはる 「かぼちゃ屋」 立川談春 「厩火事」 立川談春 「たちきり(上)」 仲入り 立川談春 「たちきり(下)」 こはるちゃん、着実に上手になっている。前座さんが少しずつ成長していく姿をこうして目撃できるというのはうれしいもんだな…

志らく百席

にぎわい座にて 立川らく里 「天失気」 立川志らく 「強情灸」 立川志らく 「野ざらし」 仲入り 立川志らく 「ちきり伊勢屋」

月例 三三独演

内幸町ホール 柳家三三 「蔵前駕籠」 柳家三三 「茶の湯」 仲入り 柳家三三 「豊志賀」 見事な「豊志賀」。 新吉・お久の寿司屋での逢瀬の場面、頭を上げたお久の顔が豊志賀そっくりの醜い相貌に変わって、声のトーンも一段と低くなり「新さん、お前さんは不…

落語教育委員会 柳家喜多八・三遊亭歌武蔵・柳家喬太郎三人会

なかのZERO小ホール 三遊亭歌彦 「反対俥」 柳家喬太郎 「禁酒番屋」 仲入り 三遊亭歌武蔵「煙草の火」 柳家喜多八 「宮戸川」 いつもの携帯電話を切ってくださいコントで幕開け。なんと喜多八がナースに。前日の談春「禁酒番屋」から20時間も経たないうちに…

立川談春独演会「白談春」第3回

新宿サザンシアター 立川こはる 「たらちね」 立川談春 「たぬき」 立川談春 「禁酒番屋」 仲入り 立川談春 「景清」 台風の影響で雨風激しい中を新宿に。 席は18列でかなり後ろ。談春が小さかった。こはる、「よって件の如し」までたっぷりと「たらちね」を…

YEBISU亭上方編

恵比寿ザ・ガーデンルームにて 桂吉坊 「七段目」 都んぼ 「替わり目」 トーク まあくまさこ、吉坊、都んぼ、喬太郎、ゲスト新納慎也 仲入り 柳家喬太郎「牡丹燈籠 おみね殺し」 きれいな口跡でよどみなく流れる吉坊の「七段目」。達者だな。 都んぼ。「トン…

立川談志落語会

麻生市民館にて 立川志らべ 「浮世根問」 立川談修 「目黒のさんま」 立川談笑 「片棒」 仲入り 松元ヒロ 立川談志 「田能久」 月曜6時30分に新百合ヶ丘はハードルが高く、志らべがサゲにかかるあたりで会場到着。 談修「目黒のさんま」を聴いてこの噺の難し…

桂吉弥独演会

国立演芸場にて 桂ひろば 「動物園」 桂吉弥 「ちりとてちん」 桂吉弥 「狐芝居」 仲入り あした順子・ひろし 桂吉弥 「くっしゃみ講釈」

三遊亭白鳥・柳家喬太郎二人会

イイノホールにて 白鳥・喬太郎 トーク 柳家喬太郎 「午後の保健室」 三遊亭白鳥 「サーカス小僧」 仲入り 三遊亭白鳥 「アジアそば」 柳家喬太郎 「ハワイの雪」 白鳥が微妙に“合わない”ことを再認識させられる。 噺の骨格はいい。でも、ここでもう一押しし…

喜多八膝栗毛 秋之巻

博品館劇場にて 柳家ろべえ 「道灌」 柳家喜多八 「片棒」 仲入り 大田その・松本優子 柳家喜多八 「茄子娘」 柳家喜多八 「品川心中」 三席とも喜多八で初めて聴く噺。満足満足。「片棒」は次男銀の囃子の場面が喜多八に合いそうもないなと思っていたのだが…

談春七夜アンコール「銀」

横浜にぎわい座にて 立川春太 「道灌」 立川談春 「小猿七之助」 仲入り 立川談春 「包丁」 言うことなし! 七之助、いい男。ブルっときました。 包丁、さすがの一言。談春さん、もう言い訳はなしでいいでしょう。 家元曰く「お前はイリュージョンをやらなく…

談志落語会と昭和名人噺

紀伊国屋ホールにて 立川談修 がまの油 立川談志 大工調べ 仲入り 立川談志&川戸貞吉 トーク 『談志絶倒昭和落語家伝』の出版を記念した落語イベント。 家元の代表的著作と言えば『現代落語論』になるのだろうが、個人的に最も好きなのは『談志百選』である…

渋谷東横落語会

セルリアンタワー能楽堂にて 三遊亭歌五 「子ほめ」 柳家喜多八 「宮戸川」 三遊亭圓丈 「居残り佐平次」 仲入り 三遊亭圓歌 「坊主の遊び」 何とも懐かしい「東横落語会」の響き(喜多八出演にも)に引かれて、「渋谷東横落語会」に。 セルリアンタワーで能…

柳家喬太郎、笑福亭三喬 東西二人会

国立演芸場にて 笑福亭三喬 「近日息子」 柳家喬太郎 「錦の袈裟」 仲入り 柳家喬太郎 「孫、帰る」 笑福亭三喬 「仏師屋盗人」 安倍首相辞意表明の日も落語に行く。三喬さんはお初に聴きます。松喬のお弟子。 どうも最近、一席目に寝てしまうことが多く、今…