2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

談志落語会と昭和名人噺

紀伊国屋ホールにて 立川談修 がまの油 立川談志 大工調べ 仲入り 立川談志&川戸貞吉 トーク 『談志絶倒昭和落語家伝』の出版を記念した落語イベント。 家元の代表的著作と言えば『現代落語論』になるのだろうが、個人的に最も好きなのは『談志百選』である…

渋谷東横落語会

セルリアンタワー能楽堂にて 三遊亭歌五 「子ほめ」 柳家喜多八 「宮戸川」 三遊亭圓丈 「居残り佐平次」 仲入り 三遊亭圓歌 「坊主の遊び」 何とも懐かしい「東横落語会」の響き(喜多八出演にも)に引かれて、「渋谷東横落語会」に。 セルリアンタワーで能…

柳家喬太郎、笑福亭三喬 東西二人会

国立演芸場にて 笑福亭三喬 「近日息子」 柳家喬太郎 「錦の袈裟」 仲入り 柳家喬太郎 「孫、帰る」 笑福亭三喬 「仏師屋盗人」 安倍首相辞意表明の日も落語に行く。三喬さんはお初に聴きます。松喬のお弟子。 どうも最近、一席目に寝てしまうことが多く、今…

雀々十八番

内幸町ホールにて 桂佐ん吉 「いらち俥」 桂雀々 「田楽喰い」 立川談春 「粗忽の使者」 桂雀々 「猿後家」 仲入り 桂雀々 「さくらんぼ」 落語家生活30周年を記念した桂雀々の独演会。全6公演・各3席づつで18席を演じて文字通り「十八番」を披露するという…

市馬・談春二人会

横浜にぎわい座にて 立川こはる 「たらちね」 対談 立川談春 「五貫裁き」 柳亭市馬 「佃祭り」 駄文を連ねる気持ちが失せるような見事な二人会。でも駄文を連ねます。こはるちゃんの落語を初めて聴けた。男物の着物に短髪。かわいい男の子のようなこはるの…

立川志の輔独演会

相模原市民会館 立川志のぽん 「つる」 立川志の輔 「みどりの窓口」 仲入り 立川志の輔 「ねずみ」 このところ、安田生命ホールとにぎわい座の志の輔独演会はことごとくチケット獲得に失敗している。こうなりゃ地方(相模原の方すみません)公演にでも行く…

『師匠噺』

浜美雪著 河出書房新社 抜群に面白い。 落語家12人が語る師弟の物語。終章の「立川談志と立川志の輔」は不覚にも涙がこぼれそうになった。 落語の師弟関係の何と濃密なことか。弟子たちが語るそれぞれの師匠は、人間性においても、芸の方向性においても、ま…