立川談笑独演会

国立演芸場にて
立川談笑 「蝦蟇の油」
立川談笑 「天災」
仲入り
立川談笑 「愛宕山
立川談笑 「イラサリマケー」

これを食べたいと猛烈に思うことがある。それと同じように猛烈に談笑を聴きたい気分だった。28日の談志「源平」でもたれ気味の胃袋に、談春喬太郎では消化不良を起こしそう。化学調味料たっぷりのジャンクフード(失礼)のような談笑がソルマック替わりになるというのも変な話だが、まあそういう体質なのだろう。
良かった良かった。「天災」八五郎のイキっぷりも「イラサリマケー」は力の抜けたお下劣も最高でした。
でも、どういうわけか談笑が国立で演ると笑いが少ない気がする。もっとドカンドカンと受けてもいい出来だったのに。もっとも僕の後ろにお座りの男性客は、1人で10人分くらいの破壊的笑い声を上げていて、八五郎と同じくらい不気味ではあったが。