瀧川鯉昇独演会

神奈川県民ホール 小ホール
瀧川鯉斗 「家見舞」
瀧川鯉昇 「宿屋の富」
仲入り
瀧川鯉昇 「佃祭」

鯉昇はいつものように安定した芸で大変結構なんだけれども、マクラもいつもと同じ。
体温計がなくて寒暖計を使って熱を計るも…。
男女の警官が連れ立って昼食に定食屋に行き…。
学校の先生になった姪っ子が眉を一筆書きして…。
どれも鯉昇らしく力が抜けてばかばかしいマクラだが、毎度は飽きる。
ネタと関係なくこの定番を振ることが多いところを見ると、経験上、場を暖めるうえで相当威力があるとお考えなのだろう。確かに、よく受けていました。ただ、独演会なんだから、もう少し「個人」を見せてもいいのになぁとも感じた次第。彼にとって県民ホールはアウェイということなのでしょうね。