かまくら名人劇場
鎌倉芸術館にて
柳亭ち太郎 「強情灸」
林家木久蔵 「権助魚」
柳家喬太郎 「うどん屋」
仲入り
一龍斎貞友 「神田松五郎」
立川談春 「不動坊」
「談春と愉快仲間たちの会へようこそ」と喬太郎。
きゅりあんの会でも同様に談春対して一歩引いたようなスタンスを口したけど…。
この二人がお互いに意識をしているのは間違いない。あるいは、二人は意識し合っているだろうなと客が意識していることを意識しているといった方が正確か。これからの落語を牽引する者として同等の期待をファンが寄せていることを知りながら、談春の背に隠れるフリをする喬太郎。この二人、自意識の過剰さという点で実によく似ている。
喬太郎、見事な鍋焼きうどんの売り声。談春、木久蔵の無意識過剰(天然)ぶりをマクラに振って不動坊へ。時間の関係で後半のみ。