読売GINZA落語会

ルテアトル銀座にて
柳家権太楼「短命」
柳家さん喬「棒だら」
柳亭市馬 「掛取り」
仲入り
柳家三三 「万金丹」
柳家花緑 「中村仲蔵

柳家の精鋭を揃えての天地会。権太楼、さん喬、市馬は得意根多で爆笑をさらい、三三はいけしゃあしゃあと「お後お目当てまでしばらくのご辛抱を」。みんなして家緑をいじめる会か?
相当のプレッシャーを受けての高座になるだろうという期待?を裏切ってさすがは御曹司、いつものペースで相勤める。花緑があの軽さで「仲蔵」なんて噺を取り立てて工夫もなく演るんだから、まあ結果は見えていそうなもんだが、意外やこれが結構聴ける。つくづく生の高座というのは不思議なものである。