三遊亭好二郎横浜ひとり会

にぎわい座のげシャーレにて
三遊亭好二郎 「雨布団」
三遊亭橘也  「都々逸親子」
三遊亭好二郎 「締め込み」
仲入り
三遊亭好二郎 「百川」

好二郎、横浜も完売! ずんずん氏も呼び寄せていた。
一席目の新作は、妻を亡くした初老の男とその娘の会話から始まる。その日は、娘婿も同居のこの一家に、翌日のゴルフに備え娘婿の会社の同僚が泊まる予定なのだが、客用の布団がない。さてどうするという父娘のたわいのない会話でストーリーはゆるゆる進んでいく。その中で、父は昔、仕事でブラジルに赴任し、そこで妻と知り合ったことが明かされる。ここらへんのシチュエーションはちょっと喬太郎っぽくて期待したのだが、娘婿とその同僚が登場した終盤はストーリーのトーンが変わってしまい、取って付けたような印象。手を加えていけば、もっと面白くなりそうで、今後に期待。「百川」はとてもよい出来。