談志ひとり会

国立演芸場
立川談志 「浮世床〜女給の文」
仲入り
立川談志 「居残り佐平次

浮世床を」と言って始まり、後半は「女給の文」に。「女給の文」は初めてナマで聴いた。先日の談志10時間テレビで、文治十八番のオーソドックスな「やかん」と談志版「やかん」を比べていた。してみるとこの日の「女給の文」は文治オマージュか?はたまた番組視聴者へのサービスか?「やかん」の原型からの逸脱っぷりは凄いが、「女給の文」の逸脱っぷりはそれ以上かもしれない。

二席目「居残り佐平次」は10時間テレビの最後の演目。佐平次が客と繰り広げるイリュージョン会話は、やはり客の笑いによってテンションが上がる。スタジオ録画よりも数段よかった。